みなさん、こんにちは。
築50年のボロ屋に住んでいるトモカズです。
私たちが日々生活を送る中でささやかな幸せを感じる瞬間に「睡眠」があります。
気持ちよく眠れた日はほっこりしますよね。
特に休日布団の中でごろごろとしている瞬間というのはとてもリラックスできます。
そしてそんな睡眠時間を支えてくれているのが「寝具」です。
今回はその寝具に関連したお話をさせて頂こうかなと思います。
寝具というと基本的には敷布団、掛け布団、毛布、枕の4点がメイン構成です。
ここにベッドが加わってきたり、マットレスが加わってきたり、敷きパッドが加わってきたりなど、オプション構成が付加されます。
みなさんはご自宅ではどのような寝具で寝ておられますか?
快適な睡眠時間を維持できていらっしゃいますでしょうか?
ボロ屋で検索してこのサイトに訪れた方ですので、「高級寝具で寝ているよ!」という方は少ないのではないでしょうか。
むしろ煎餅布団で寝ていたり、汚れたカバーをずっと使い続けているといったような質素な生活をしてみえる方がほとんどだと思います。
そしてもちろん私も煎餅布団で寝ていますし、カバーも汚れが目立つようになってきています。
正直、そのような布団の状態でいることが良いわけではないということは分かってはいるのですが、そこにお金をかけることを渋ってしまうこともまた事実です。
(もったいないと思ってしまいます)
では、我慢しながら状態の悪くなってきた寝具で寝ることのデメリットはどんなことがあるのでしょうか?
そしてできることならお金をなるべくかけずに寝具の状態を良くしたいのですが、そんな都合のいい方法はあるのでしょうか?
順番に見ていきたいと思います。
睡眠の質はとても大切です
改めてお伝えすることでもないですが、睡眠は私たちが生きていく上でなくてはならない時間です。
それもぐっすりと、落ち着いて、リラックスした状態で眠るという「質」が特に大切になってきます。
もし睡眠の質が悪いとどうなるのでしょうか?
一般的には次のような問題が起こります。
1:脳が疲れたままの状態になる
仕事や家事・育児など、1日の中で私たちの脳はフル回転しています。
たとえ休憩している時であっても、何かが浮かんできては思考を繰り返しています。
テレビもボーッと観ているようであって、情報を受け取っているので脳は絶えず動いています。
そういった中で唯一脳をリフレッシュする時間が睡眠時間です。
その睡眠時間の質が悪いと脳のリフレッシュがうまくできず、前日の疲れを残したままその日を活動することになります。
そのような状態で日々過ごしていると、慢性的に脳が疲れている状態になってしまいスッキリしない生活を送ることになってしまいます。
2:体が怠くなる、体が重くなる
睡眠はもちろん脳のリフレッシュをするために大切ですが、体を健康に保つためにも大切です。
寝ている間に体力も一緒に回復してくれています。
ですが、睡眠の質が悪いと体力の回復が追いつかず体の疲れも持ち越すことになってしまいます。
寝起きでも体の怠さを感じたり、体の重さを感じた時には疲れが残っている証拠です。
分かりやすいのは夜更かしした翌日の朝です。
十分な睡眠が取れていないので、頭も体もスッキリしていないことの方が多いはずです。
これと同じことが睡眠の質が悪い時にも起こっています。
3:精神的に弱くなる
脳が疲れている状態と、体も怠さや重さを覚えている状態の両方を持っているので、その結果精神的に弱くなります。
「なんか疲れが取れないな」
「今日は気分がすぐれないな」
「体がだるいしヤル気も起きないな」
と、口から出る言葉はネガティブなものばかりになってしまいます。
精神的にも肉体的にも弱っているので、普段の健康的な状態とは違い落ち込みやすいメンタルになっています。
初めのうちはそれでも我慢して乗り切れますし、そんなこと言ってもやらなければならない仕事もたくさんありますので、弱音を吐きつつも無理やり元気を出して頑張ったりして1日を乗り越えるということも少なくありません。
ですが、その無理をした皺寄せが人生のどこかのタイミングでやってきてしまう可能性もあります。
あくまでも可能性ですので、そうなるわけではありませんが無茶な頑張り方は体を壊す要因になります。
このように睡眠の質によって、私たちの生活は大きく左右されてしまいます。
毎日ストレス過多の日常から解放される一番大切な時間が睡眠です。
ぐっすり眠れたかどうか、気持ちよく眠れたかどうかでリフレッシュ度合いが違ってきます。
心地よさを感じて眠ることが次の日につながるエネルギーです。
その心地よさを感じるためには「寝具」の存在が大きく関わってきます。
どのような状態の寝具を使って寝ていますか?
それでは「今使っている寝具の状態」に目を向けていきたいと思います。
和室で畳の上に敷布団を敷いて寝てみえる方、フローリングにベッドを置いて寝てみえる方。
お部屋のタイプによっても使う寝具に多少の違いは出てきますが、大きくは「敷布団、掛け布団、毛布、枕」のセットのはずです(季節による違いは除く)。
今!
さらに言うなら今日の夜使う、そこにある寝具の状態がどのような感じなのか?
それをチェックするところから始めたいと思います。
任せて!良い状態の寝具を使っています
まずは良い状態の例からみていきましょう。
ふかふかの布団
購入したばかりであったり、メンテナンス(打ち直し)をしてもらったばかりでとても良い状態です。
心地よく包まれている感じがして、安心感が得られます。
通気性・保温性が高い
通気性が高く、布団に寝ている間の汗が籠らない状態です。
また、冬は保温性の高さも求められますがボリュームのある綿や羽毛により暖かさが保たれます。
清潔
定期的に布団を干して、カビやダニの発生の防止や除菌を行い清潔に保っています。
また、布団カバー(シーツ)や枕カバーなども定期的に洗濯をし、汗や油などの汚れを落として清潔に保っています。
黒ずみやシミなどはありません。
自分の体に合っている
自分の体にあった寝具を選んでいて、最適な状態の物を使っています。
例えば枕も高すぎず、低すぎず自身にちょうどいいものを使っています。
また敷布団やマットレスに対して、体の沈み具合や反発力、硬さなど程よいものを使っています。
場合によっては高級寝具を使っていたりオーダーメイドの寝具を使っていることもあります。
ちょっと待って!状態の悪い寝具を使っています
そして問題になってくるのはこちらの悪い例のほうです。
煎餅布団で寝ています
敷布団は煎餅布団です。
フローリングに直接敷いているので、寝る時に床の硬さが伝わってきます。
寝起きも体の痛さを感じます。
毎日がアウトドアの気分です。
敷布団の裏にカビが?掛け布団は冬、暖かさが無い
敷布団は年中敷っぱなしです。
寝ている間の汗など湿気が籠ってしまい、敷布団の裏にカビが発生してしまいました。
また、掛け布団は厚みがなくなってしまい保温性が薄れ、冬の寒さに耐えられません。
清潔感が無い
敷布団や掛け布団のカバー(シーツ)、枕カバーはもう何年も洗っていません。
シミが残っていたり、黒ずんできていたりと不潔な感じが漂っています。
カバーの生地自体も長年の使用により擦れて薄くなってきています。
また、布団を何ヶ月も干したりもしていないので体臭などの臭いが残っていています。
(本人が感じていないだけで実は臭っていることもあります)
寝具が体に合っておらず、しっかり眠れていない
布団の打ち直しもすることがなくペラペラのせんべい布団で寝ているため、体を包み込んでくれている感じがしません。
硬い床で寝ているような感覚でしっかり眠れていません。
枕の高さも本当にこれで合っているのか分かりません。
一晩寝ても体の疲れが取れていません。
チェックした結果はいかがですか?
ご自身が今使ってみえる寝具の状態をチェックした結果はいかがだったでしょうか?
まだまだ大丈夫でしたか?
それとも「マズイかもしれない・・・。」という状態でしたか?
あまり良い状態ではない場合、見直す必要がありそうです。
古いままの寝具を使っているとこんな悪影響があります
古いままの寝具を使っていると、前出の通り睡眠の質に影響してきます。
ぐっすりと眠ることができなかったり、気分が晴れなかったりします。
体が感じる辛さとしては「体が痛くなる・暑さを感じる(夏)・寒さを感じる(冬)」を筆頭にして、カビやダニが発生してしまうことでアレルギー反応が起きてしまうこともあります。
また、見た目の悪さも精神的に影響してきます。
汚れたカバーや擦れて薄くなったカバーをずっと使っていることで「貧乏に感じてしまう」という生活の貧しさを実感します。
気分が落ち込んだり、認知が歪み(生活感に対する妬み恨み嫉妬など)やすくなってしまいます。
快適な睡眠環境を確保することは、体にとっても心にとってもそれだけ大切なことです。
寝具の寿命ってどのくらい?
では実際に寝具の寿命ってどのくらいなのでしょうか?
布団に使われている素材の品質の違いや日々のお手入れ、ご使用の環境などによっても違いはありますが一般的に次のような感じになります。
・掛布団:5年〜10年
・羽毛布団:10年前後
・枕:5年前後(素材による)
敷布団は体重が掛かってくるものですのでへたりやすいです。
およそこれらの年数を目安として寝具のメンテナンスをすると、快適な睡眠環境を維持しやすいです。
枕に関しては年数を出すのが難しく、素材などによって大きく影響します。
多種多様な素材・形状の枕が各社から出ていますし、ご使用の環境もさまざまです。
私の場合「枕が変わると寝られない」タイプですので、同じ枕を20年近く使っています。
(カバーは数年に1度交換しています)
布団に関しては「へたってきたな」「ペラペラになってきたな」と感じた時が寿命と考えてよいです。
布団を干しただけでは取りきれない臭いが感じられた時はクリーニングの目安となります。
快適な睡眠環境を整えるためにできること
ゆっくり眠れたという眠りの満足感は幸福感につながります。
幸福感=生活の豊かさです。
つまり快適な睡眠環境を整えることが生活の豊かさを感じるために必要なことだと言えます。
ですが、寝具を一度に全部新しくしたりメンテナンスしたりというのも、とてもお金がかかってしまいます。
気にはなるけれども、そのお金を出すことを躊躇しますよね?
いつもいつも新しいものを使うとか、布団の打ち直しを定期的に行うとかさすがにそこまでは出来ませんが、無理をしない範囲で睡眠時間を楽しくする方法を自分なりに取捨選択して満足感を得られるようにすることは大切です。
私自身も「なるべくお金をかけたく無い」と思いますし「できれば長く使いたい」と考えてケチってしまいますが、「これ以上は我慢の限界」というラインがあります。
譲れないラインの限界がきたら、自分を大切にするためにもお金をかけて改善しても良いと思います。
以下に快適な睡眠環境を守るためにできることをまとめてみましたので、参考にしていただければと思います。
定期的に布団を天日干ししたり布団乾燥機を使う
快適な睡眠環境を手に入れるために一番最初にできることは「布団を干す」ということです。
そんなことは誰でも知っている、という話ではありますが、実際にできていますでしょうか?
実はもう何ヶ月も布団を干していない・・・ということになってませんか?
さらには前回布団を干したのがいつだったかもう覚えていない・・・というくらい前になっていませんか?
何かと忙しい日々を過ごしている中では、布団を干すということをついつい後回しにしてしまっています。
一般的に布団を干す頻度は1〜2週間に1回が良いとされています。
夏は汗をかきやすいので毎週干すくらいが良いようです。
これ、出来ますか?
私は難しいと感じています。
出来てもせいぜい月に1回ですし、正直なところ2、3ヶ月に1回干すのがやっとです。
それでも布団を干した日の夜の幸せ感は、なにものにも変え難いものがあります。
程度の差こそあれ定期的に布団を干すという頻度をどこに定めるかということがポイントになります。
快適さを害するものは「湿気」や「臭い」です。
これを感じるようになったタイミングで干すようにしましょう。
また、花粉が飛んでいる季節や梅雨の長雨の時期などはなかなか布団が干せないと思いますが、そのような時は布団乾燥機を使ってみるのも1つの方法かと思います。
黒ずんだ布団カバーを洗濯したり新品に取り替える
次にできることは布団カバーやシーツの洗濯です。
布団カバーやシーツの洗濯も毎日やっていられるものではないですし、いざやろうとなるとなかなか大変です。
他の洗濯物との兼ね合いもあるので、干す物が多い時には出来ません。
(広い場所がある方は別として)
布団カバーやシーツの洗濯も布団を干すのと同じく1週間に1回くらいが目安と言われています。
夏場は汗もかきますしシミも出来やすいのでなるべくこまめに洗いたいところです。
だた、これも継続的に取り組むことは大変かと思いますので、ご自身が「今が洗濯のタイミング!」という時で問題ないと思います。
目安のポイントとしては2〜3ヶ月程度、ないしは黒ずみや汚れやシミなどが目についた時です。
「汚れているな」「汚いな」と感じてしまった時点で「快適さ」とは遠い場所にいますので、洗濯するようにしましょう。
また使い込みすぎてカバーやシーツの生地が薄くなってしまっているときや、洗濯しても汚れが落ちないときなどは新しいものに買い換えるタイミングです。
ここはケチらず新しいものに交換して、気分も爽やかに就寝を楽しみましょう。
布団のクリーニングをしてもらう
布団のクリーニングに関しては私自身はしなくてもいいかなと感じている派です。
普通に布団を使えていて、何も問題が発生していないのであればする必要はないと思います。
何よりクリーニング料金が高いです。
少しでも生活コストは下げたいです。
ですが、中には布団のクリーニングが必要なケースがあります。
それは「布団を干しても取れない臭い」がある時、そして「カビ」が発生してしまった場合や、ダニや昆虫の死骸によるアレルギー反応が起きてしまう場合です。
さすがに快適な睡眠環境が維持出来ませんので、ご自身の体を守るために行なってください。
布団の打ち直しをしてもらう
ふかふかで柔らかい布団やベッドで眠れることが就寝の楽しみの1つです。
例えば床の硬さが伝わってくるくらいぺったんこな敷布団ですと、体を痛めてしまいますし睡眠の満足度も下がってしまいます。
寝具の寿命の項目のところで目安となる年数を書きましたが、お使いの寝具の性能・機能が落ちたタイミングが打ち直しや新品に交換するタイミングとなります。
敷布団だけは体重がかかるのでヘタリやすく他よりメンテナンスが早まりますが、打ち直しにかけるお金も惜しんではいけないところだと思っています。
もちろんどの状態まで使い込むかは個人の自由ではありますが、もう我慢出来ない!の一歩手前くらいにはせめて打ち直しのご依頼をされるのが良いかと思います。
性能や機能が落ちたままの状態で使い続けていると、寒さに耐えられなかったり、背中が痛くなったりと寝ることに不都合が出てきてしまいます。
新しい寝具を調達する
新しい寝具を調達するタイミングは打ち直しを考えるタイミングと同じ時です。
布団がヘタってきたなと感じた時に、打ち直しをするか新調するかを判断します。
愛着のある布団の場合は打ち直しの方が気持ちが落ち着きますし、心機一転気持ちを新しくしたいという時や、より自分に合った寝具を見つけた時などは新調するのが良いです。
新調するとフレッシュな気持ちになりますので、ウキウキしながら就寝することができます。
1つ注意したいのは枕を新調するときです。
特に枕が合わないと寝られない方は注意が必要です。
せっかく枕を新調したのに、寝付けなくて苦労することがあります。
あえて古い枕も残しておいて新しい枕に馴染めたら古い枕を処分したり、新しい枕に馴染めなかったら古い枕に戻ったりと、状況に合わせる必要があります。
敷布団の下にマットレスを敷く
ペラペラのせんべい敷布団でもより長く使う方法があります。
それは敷布団の下にマットレスを敷くことです。
これは床が和室やフローリングの場合やベッドにマットレスが付いていない(安いパイプベッドなど)ときに力を発揮します。
この対策方法は私も使っていて、敷布団としては薄くなっていてもマットレスの厚みのおかげで体が痛くなるということもなく、適度な柔らかさで快適に眠ることができています。
ですので敷布団自体も10年程度打ち直しをすることなく使用しています。
さすがに10年も使っているとそろそろ打ち直しを考えるタイミングではありますので、様子を見て依頼しようと考えていますが、通常の寿命とされる年数から考えるとかなり長持ちします。
マットレスも私が使っているものは特にヘタってきたりすることもなく、約25年近くもの間愛用しています。
「ムアツ」という少々お高いところのマットレスですが、これだけ長期間使えるのですからコスパ良好です。
気をつけたいのは床に直に敷いていると場合によっては湿気によってカビが発生します。
(発生しました)
以降気をつけるようにしていますが、特に梅雨時など注意が必要です。
マットレスもメーカーによって柔らかさや厚さなどさまざまな物が出ています。
決して安い買い物ではありませんので、ご自身がどのようなタイプが好みなのか購入前に塾考が求められます。
敷布団の下にすのこや除湿マットを敷く
ついつい万年床にしてしまったり、長く布団が干せない日が続くと注意しなければならないのがカビの発生です。
どうしても敷布団の裏やその下のマットレス(敷いていた場合)には湿気が篭りやすいです。
カビが発生してしまうと健康にも影響を与えてしまうので、あらかじめカビが発生しないように対策をしておく必要があります。
その1つが敷布団の下にすのこを敷くことです。
和室やフローリングに直接布団を敷いている場合はこの方法が一番有効です。
風通しが良くなるので湿度もこもりにくくなります。
見た目的にすのこはあまり好みではないという場合には除湿シートやすのこ型除湿マットというものもありますので、湿気を逃す対策をとりましょう。
敷布団の上に季節に合わせた敷きパッドを使う
皆様は敷布団の上に敷パッドを敷いておられますでしょうか?
実は私、敷パッドとの出会いは遅く社会人になって数年が経った頃に知りました。
それまでは一年中ずっと敷布団カバーだけが体との接触面でしたので、夏はすぐに暑くなって寝苦しかったですし、冬は布団に入ると冷え冷えで、温まってくるまで眠れなくて困っていました。
ところが敷パッドと出会ってから一変しました。
夏は接触冷感の敷パッドを使えばひんやり感を味わうことができますし、冬は厚めのふわもこ敷パッドを使えば布団に入った瞬間から心地よさを感じることができます。
特に冬のふわもこ敷パッドは肌触りもよく布団の中が一層幸せになります。
ホームセンターでも手軽に敷パッドが購入できますので、まだお使いでない方は一度お使いになると世界が変わるかと思います。
枕の高さは自分に合ったものを使う
就寝時の重要なアイテムとして欠かせない物は「枕」です。
どんな枕でも寝られるという方もいれば、この枕じゃなきゃダメ!という方まで様々です。
とはいえ特に重要なのは枕の高さです。
自分の体の骨格に適した枕の高さになっていないと、どうしても寝心地が悪いです。
気にせずに眠れていたとしても、どこか不快感が残ることがあります。
ですので、枕選びは快適な睡眠を得るためにはとても大切なことです。
枕の高さに次いで大事なのは硬さ(沈み込み具合)や素材です。
そして最後に肌触り(枕カバー)です。
ぜひ、自分はこの枕なら快適に眠れる!という最良の枕に出会ってみてください。
おしゃれなダウンライトなど、枕元にお気に入りの物を置いて寝る前の時間を楽しむ
おまけとして紹介するのは、就寝時の枕元やベッド脇にお気に入りのものを置いておくということです。
もちろんシンプルに「眠るだけの場所に余計なものは要らない!」という方はそれで問題ありません。
ですが、「ちょっと寂しくて枕元に何か欲しい。」「癒されるアイテムを置いておきたい」という場合は小物を1点、2点ほど置いておくのも良いでしょう。
あまりたくさん物を置きすぎてゴチャゴチャとさせてしまうのはお勧めできませんが、照明を置いてみたり趣味のものを置いてみたりして、眠る前の癒しの時間を楽しむことも気持ちを落ち着かせてくれます。
また、「すぐに手に取れるところにあると安心する生活用品」があっても良いです。
「手を伸ばせばすぐに取れる」ということがストレスフリーな生活につながります。
当然きちっと整理されていることが望ましいですし、置きすぎていてもいけませんが、使いたい時にすぐにそこにある便利さは心地よい生活をする上では大切です。
どちらも共通するのは「安心感」です。
眠る時に、不安や緊張から少しでも遠い位置にいられるように整えましょう。
気分を変えたい時に一番手軽なのはカバーの交換です
睡眠環境を整えるための方法をいくつかご紹介しましたが、明るく新しい気分に変えたい時に一番手軽な方法はカバーの交換です。
敷布団カバー(シーツ)、掛け布団カバー、枕カバーなどがそうです。
特に洗っても落ちないくらいに汚れが染みついたカバーや褪色していたり、擦れて薄くなってしまっている状態などは交換をお勧めします。
なんと言っても「見た目が悪い」状態ですので、寝る前の気分が落ち込んでしまいます。
言い方が悪くなってしまいますが「貧しさ」が感じ取れてしまうので、視覚から入ってくる貧しさは精神的にも貧しくさせます。
もちろん無駄遣いはしたくないので、長く使うことは大事です。
ですが、過剰に使い続けてしまうこともまたデメリットを生んでしまうので、そろそろ限界かな?と感じた際には潔く交換してしまいましょう。
試しに枕カバーを交換しました
こちらの写真は自室で使っている枕です。
この枕は就寝用の枕ではなく、くつろぎ用の枕です。
(※就寝用の枕として使うつもりで購入しましたが、自分に合わずに就寝用としては使えませんでした。
もったいないのでくつろぎ用として部屋に転がしています。)
この枕カバーは4年ほど使っている状態ですが、色褪せてしまい汚れも落ちなくなっています。
カバーの裏側と比較するとずいぶん色が違うことがわかります。
そろそろ新しいものに交換して気分を変えようということで、Amazonで枕カバーを購入しました。
それがこちらです。
単色で落ち着いた色合いの枕カバーで、お値段も手頃でしたので購入して取り付けてみました。
見た目もシンプルで大人っぽく、肌触り(手触り)もマイクロファイバーなのでソフトな触り心地で癒されます。
いつもこの枕を使う時、毎回のように色褪せや汚れを気にしながら使っていたので、それを考える必要がなくなったのは大きくストレスが軽減されました。
就寝用の枕としては馴染めませんでしたが、くつろぎ用の枕としてはちょうど良い感じで愛用していますので、これからも大切に使っていきます。
まとめ
今回の記事ではボロ屋で生活していても、「気持ちが豊かな状態で過ごすためには寝具の状態を適切に保つことが大切です」ということでまとめてみました。
寝具1つ1つの選び方にももちろんこだわりを持って選ぶことは大切ですが、それよりもまずトータルバランスとして快適さを感じる状態を保ってあげることに着目しました。
特に私が大切にしたいなと感じるポイントは次の3つです。
・敷布団や掛け布団は「せんべい」になったら打ち直すか新調する。
・カバーが汚れたら洗濯するか新調する。
です。
この3つを心がけるだけで快適さがずいぶん違うはずです。
もう1つ付け加えるなら季節ごとの敷パッドの使用です。
みなさんそれぞれに睡眠環境にこだわりなどあるかとは思いますが、まずは基本的なところからチェックしたり見直してみるのはいかがでしょうか?