ボロ屋の不用品処分

重い!邪魔になる!陶磁器製の大きな植木鉢や甕(かめ)はどうやって処分すればいいの?

大きな植木鉢は処分に困ります

みなさん、こんにちは。
築50年のボロ屋に住んでいるトモカズです。

以前、植木鉢の処分方法についてこのような記事を書きました。
「増えすぎてしまう植木鉢やプランター、処分していますか?」

上記の記事では、家に植木鉢が増えてしまう理由やその処分方法について触れさせて頂きました。
主に小さなタイプの植木鉢やプランターをメインに書いていましたので、そこでは書ききれなかった「処分に困ってしまうような陶磁器製の大きなサイズの植木鉢の処分方法」に関して、今回の記事でお伝えできればなと思います。

結論から言ってしまうと「細かく割って処分する」ことが一番処理しやすいのではないかなと感じています。
実際に私自身も割って処分することにしましたが、重たい鉢を小分けすることができるので「運びやすい量」にして地域の瓦礫回収日に出すことができました。

本記事の後半には実例写真を交えながら処分する様子をご紹介したいと思います。

大きな植木鉢が必要なとき

大きな植木鉢
自宅に大きな植木鉢があるということは、それが置けるようなお庭やスペースがあるかと思います。
では、どうして大きな植木鉢が必要になったのでしょうか?

それは「植物の成長に合わせて鉢を大きくしていったから」に尽きるのではないでしょうか。
元々は管理しやすかったサイズの植物も、年月を経れば大きくなっていきます。
今使っているサイズの鉢では窮屈で「鉢を大きくしたい」というような事態になることだってあるでしょう。

特に「木」を育てている時などはそうなりやすいですよね?
観賞用であったり、果樹であったりです。
綺麗な花を咲かせたり、果実が収穫できる楽しみがあったりするので「育ててみたいな」と惹きつけられます。
地植えをするようなスペースは無いけれども、大きめの鉢を置いておけるスペースはあるから試してみようかなということがきっかけです。

最初から大きい鉢で購入される場合もあるかと思いますが、多くの場合は植え替えによってサイズが大きくなっていったのではないでしょうか?

そのようなときに「大きな植木鉢」が必要になってきます。

大きな植木鉢の不便なところ

大きな植木鉢の不便なところは何よりも「重い」ということです。
鉢そのものも重いですが、そこに土を入れ植物が植えられているので、場合によっては移動させること自体も困難になってしまっています。

自分自身が若くて体力もある頃なら、無理をすれば移動させることができるかもしれませんが、高齢になり体力も衰えた頃に移動させたいとなっても、それは難しいことでしょう。
どなたかにお手伝いを頼まなくてはいけません。

また、大きな植木鉢は使わなくなったときもまた「困り事」の1つになってしまいます。
やはりそのサイズ感が何よりも問題になります。
小さな植木鉢でしたら、重ねて置いておけばそれなりに収まるのですが、大きな植木鉢はそのサイズゆえにどこに置いてあっても存在感がすごいです。
それ1つで、大きく場所をとってしまい保管しておくにも処分するのにも大変です。

大きな植木鉢と同様に使わなくなったら邪魔になってしまうもの

大きな植木鉢と同様に、使わなくなったときに邪魔になってしまう物の例として他にも「甕(かめ)」や「壺(つぼ)」があります。

もちろん甕や壺も大小様々ですので、手軽に使えるサイズのものからかなり大きなものまであります。
今回の記事の中で触れたいのはもちろん「大きなサイズ」のものです。

甕や壺は主に保存食を作る時や、それを保存しておきたいときに使うものですが、現代ではほぼ作る必要性もなく好きで作る人以外は不要なものだと思います。

使われなくなった甕は庭に置き、水を張って中で金魚やメダカを飼っているという光景もよくみられます。
(実際に我が家ではメダカが泳いでいます)

ですが、必要以上に大きく、重く、場所も必要になりますので、狭い庭にこれはオーバーサイズ・・・と感じてしまうことも出てくるでしょう。
ただし風情は感じられます。

大きな鉢を処分する前の注意事項

これらの大きくて邪魔になるようになった「鉢」は処分を検討することになります。
ですが、処分前に1つ注意点があります。

それ、普通に手に入るタイプのものですか?

ということです。
特に「◯◯焼き」と付くような高級な陶磁器製品の場合は「高額なもの」が眠っていることもあります。
本当に素焼きのような安いものでしたら全く気にする必要はないのですが、中には銘がついているような高級なものが紛れていることがあります。

処分する前に「これはもしかしたら…?」と疑問に感じるようなものをお持ちの場合は、値段がつくこともありますので一度査定をお願いしてみることもご検討ください。

大きな植木鉢を普通に処分するなら粗大ゴミ

大きな植木鉢をそのまま処分するとなると大変です。
お住まいの自治体によって回収のルールが違いますので確認して頂きたいところですが、粗大ゴミ扱いになるところが多いのではないでしょうか?

ではそこまでどうやって運びましょう?

「車に載せて行く」という方法しかありません。
大きくて重たい植木鉢を手に持って歩いて運ぶというのは現実的ではありません。

また、車に載せるためには車内空間がそれに見合ったスペースが必要ですし、荷室まで持ち上げなければなりませんので力がいります。
ご高齢の方にとってはなかなか難しいかもしれません。

ご自身の力で運べない場合は、ご近所の方に協力して頂いたり不用品回収業者に依頼するなどが必要になってくるでしょう。

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大きな植木鉢は割ってしまえば瓦礫(や不燃ごみ)として処分できる

大きくて重たい植木鉢を手軽に処分したい場合は“一手間加える”ことで処分しやすくなります。
それは「割ってしまう」ということです。

ある程度の細かさに割って砕いてしまえば、ガレキや不燃ごみとして処分することができます。
こちらの分類もお住まいの自治体のルールに従ってください

砕いてしまえば持ち運びのしやすい重さで袋に入れることが出来ますので、車に載せるときも簡単です。
何より大きさに悩まされることがなくなりますので、手軽に運搬が出来ます。

破れやすい袋(スーパーのビニール袋など)に入れてしまうと、簡単に破れて中身が散らばってしまいますのである程度しっかりした袋に小分けして入れてください。

この方法で処分することができれば、粗大ゴミとしての回収費用もかかりませんので経済的にも助かります。

大きな鉢を砕いた参考事例

参考までに我が家でも大きな鉢を処分することがありましたので、参考事例としてご紹介させて頂きます。

使わなくなった火鉢
こちらの写真に写っている鉢は「火鉢」です。
インテリアとして使いたかったのか、植木鉢として使いたかったのかは分かりませんが、何年か前に父がどこからか貰ってきて、ずっと車庫に置いてありました。

直径も60cmほどあり、かなりの大きいです。
もしここに土が入っていて、植物も育てていたらと考えると、簡単に移動できるようなものではありません。
結局1度も使われることはなく、蓋をして物が上に置いてあるというような状態です。
中身が入っていなかったからこそ、動かすことが出来ました。

裏返して置いた火鉢
少し広いところに移動して伏せて置きました。

ハンマーで割る準備
ハンマーで割ったときに破片が飛び散らないように、厚手の生地(布など)でカバーをします。
生地でなくてもいいかと思いますが、何かシートを被せるなどして、飛散防止対策はしておきましょう。
また、万が一破片が目に入るといけないので、ゴーグルもしておきましょう。

割った火鉢
このくらいのサイズ感になるまでハンマーで割りました。
あまり細かく砕きすぎると、逆に袋詰めのときに集めるのに大変になりますので、程よい感じで割るのがコツです。
この後、4袋ほどに小分けして袋詰めしました。
1袋の重量も軽くて持ち運びがしやすいので、とても楽になりました。

まとめ

大きな植木鉢をそのまま処分するとなると大変ですが、割ると処分が簡単になりますよというお話でした。
割るためのハンマーが無ければ少し大きめの石でも代用できますので、ハンマーが無い場合はお試しください。

飛散防止用のシートや目を保護するためのゴーグルは、用意しておいた方が絶対に安心です。
ご自身を怪我から守るためにも、この2つは絶対に準備しておいてから作業するようにしてください。

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