実践シリーズ

【実践!】押し入れの中のデットスペースを有効活用するべくめっちゃ簡単な棚を作ってみた。

押し入れに棚を作ろう

みなさん、こんにちは。
築50年のボロ屋に住んでいるトモカズです。
今回の記事は、「自分の部屋の押し入れに棚を作ってみた」です。

みなさまのご家庭では押し入れを有効活用できていますか?
たくさんある物を手当たり次第に詰め込んでいっている」ではないでしょうか?
我が家もそちらの傾向が強く、次第に押し入れに物が入り切らなくなって、入らなくなった分が部屋に置かれるようになり生活空間を圧迫しているというような状況です。

せめて自分の部屋にある押入れだけは綺麗にしておきたいという考えから、今回は自室の押し入れをもっと有効活用できるように工夫しました。

自室の押し入れの場所を紹介

まずはこちらの画像をご覧ください。
自分の部屋の押し入れ
天井に近い位置にあるので、天袋と言った方が良いのかもしれませんが、便宜上「押し入れ」と総称でお伝えしていくことにします。
この押し入れですが、サイズ感が少々中途半端で、一般的な押し入れの上に位置するような天袋よりは大きく、かといってよくある押し入れというには小さいサイズです。

押し入れの位置関係
自分の部屋の押し入れの位置を3D画像で再現しました。
なんとなくですが押し入れのサイズの中途半端加減が伝わりますでしょうか?
収納したいものが限られてくるのでスペースを有効活用したいところです。
ベッドを近くに配置して、すぐに手が届くようにしてあります。

余談ですが、扉も一度は100円ショップのリメイクシートを貼って綺麗にしていたのですが、粘着力が弱いせいか浮いてきてしまって微妙な感じになってしまいました。
ですので、リメイクシートは剥がしてしまい、白いスプレーでベースカラーを塗って、金のスプレーでアーチを描きました。
グラデーションが綺麗にできなかったので、マスキングしてアーチをしっかり出してあげた方が良かったかなっていう反省点があります。

何もしていないと押し入れにデッドスペースはどうしても生まれてしまう

押し入れのデッドスペース
押し入れに物をしまう場合、何も考えずに入れていくとどうしてもデッドスペースが生まれてしまいます。

特に「奥の上の方」もしくは「手前の上の方」が大きく開いてしまう場合があります。
あえて余裕を持たせた使い方をしておきたいという場合以外は、デッドスペース化してしまいます。

左の写真の例は「これ以上積み上げると雪崩が起きる」という前触れのような状態です。
手前にある小物類をまだ整理できていない状態です。
奥は予備のティッシュを積み上げています。

 

テトリスのように積み上げた物
収納する時に「順番を考えてテトリスのように並べていく」というようなことを考えながら私は収納しています。
なるべく「箱で積んでいけるようにする」か、それが箱に入っているとイメージしながら、綺麗に積み上げられるような状態になるように置いています。
自分が分かりやすく、無駄なくスペースを使う」ことが出来ればよいという考えです。

そこでまた新しく問題も出てきます。
箱を積み上げてうまく収納した場合、取り出したい箱が下の方だったら非常に取り出しにくいです。
「上の方までうまくスペースを使いたい。そして下の方にある物も取り出しやすくしたい。」
このような問題を解決できるのが「」です。

そうです、押し入れの中に棚を作ってしまえばいいのです。

誰にでも簡単にできる!押し入れの中の棚作り。

正直、押し入れの中が誰かに見られるわけでもないですし、「見せる収納」を目指しているわけでもない限り、どのような棚でも良いというのが私の考えです。

なのでシンプルに「天板」と「脚が4本」あればOKです。
出来上がったのがこちらです。
シンプルな押し入れの中の棚

私の場合はホームセンターの端材コーナーで、運良く適したサイズ感の材料があったので、一切の加工なしで木工用ボンドを付けてクギを金槌でトントンやって完成です。
しかも2セット作ることができました。

材料を購入してサイズ加工して製作する場合も、板のサイズと足の太さ・長さだけ考えて、あとはホームセンターでカットして貰えば、同じように木工用ボンドを付けてクギを金槌でトントンやれば完成です。

かなりシンプルなものですが、これがあるだけで収納の感じが全く変わってきます。
▼何も棚が無い状態の押し入れの中はこんな感じですが
棚のない押し入れ

▼棚を置いただけで収納しやすそうになります。
棚のある押し入れ

▼実際の使用感もこのような感じになります。
棚のある収納

自分で加工するのが苦手!という方のために既製品で押し入れ用の棚(ラック)が販売されていますので、DIYが苦手な方は既製品を購入するのも良いですね。

棚を使ってみた実際の感想

今回私自身が実際に押し入れの中に棚を設置したその後の使用感の感想としては「設置して良かった」につきます。
まず「上段」と「下段」で何を置くかを分けて考えられることが大きいです。
棚の配置は押し入れの奥側になるので、奥の下段は本当に使う頻度が低い物を置くことができます。

そして下段で取りたい物があったとしても、わざわざ上に積まれている物を取る必要がないので、すぐに手をいれられます。

また、奥の上段は必要になったらすぐに取れる状態にあるので、パッとみてどれが不要でどれが要るのか判断しやすいです。
そして棚より手前の列は頻繁に出し入れしやすいような物を並べて置くことができます。

見てすぐにわかる状態にしておくことはとても楽だなと感じました。

まとめ

私の部屋の押し入れの位置の特性上、衣装ケースを入れて積み上げてしまうと手が届かなくなってしまうのでそれは出来ませんでしたが、その場所ごとに適した使い方、適した収納方法を選ぶと利便性がとても上がります。

「押し入れの整理整頓」と聞くと、「聞いただけで大変そう・・・」とイメージされてしまう方も多いかと思います。
大変そうと感じてしまう原因は「物が乱雑にたくさん入っている」であることがほとんどですので、そうならないように、少しでもわかりやすく収納しておくことが後々の自分たちの生活のために一番良い方法です。

一気に全部片付けようとするとそれはやっぱり大変ですので、手前から少しづつ仕分け・整理するなどして地道に整理を進めていきましょう。

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