ボロ屋の不用品処分

コレクショングッズを取捨選択。好きだったものに対する興味が消えているかが判断材料です。

コレクショングッズの取捨選択

みなさん、こんにちは。
築50年のボロ屋に住んでいるトモカズです。
今回の記事は、「過去のコレクショングッズの取捨選択」をテーマにしました。

みなさんは何かをコレクションしたことってありますか?
好きな漫画やアニメのグッズコレクション。
好きな(推しの)アイドルのライブグッズなどのコレクション。
好きな模型のコレクション。

人の数だけ趣味嗜好があり、集めたいと思うものは様々です。
それだけ情熱が向けられるものがあるというのは幸せなことですよね。
浸っている時は本当に満たされた気分になります。

趣味の幅が広ければ広いほど、身の回りにはたくさんのグッズで溢れかえっていることでしょう。
狭く深くの場合も、小さなものから大きなものまで詳細に集め始めると思うので、これもまた膨大な量のコレクションになることでしょう。

長年集め続けたコレクショングッズは今でも綺麗に片付けておく場所がありますでしょうか?
片付ける場所が無くなっているのではないでしょうか?
好きなものを捨てることなんてできません。
増えていく一方でははいでしょうか?
集めたグッズを全て持ち続けることができていますでしょうか?

今回の記事で焦点を当てたいのは「今好き」か「昔好きだった」を基準にしてグッズを取捨選択してみてはどうでしょうか?というお話になります。

昔好きだったものをスッキリさせるだけで、今好きなものを新しく片付けておくスペースが生まれるはずです。

大好きな収集グッズが溢れかえって物が片付かないという惨状

グッズをコレクションするというということは数日や数週間で行うようなものではありません。
数ヶ月、数年、十数年と長い時間をかけて集めていくものです。

そうすると集めている「物」は当たり前ですが次第に増えていきます。
初めのうちは片付ける場所があったはずですが、増え続けていく物たちは徐々に生活空間を圧迫し始めます。
特に箱(パッケージ)も一緒に取っておきたい!となると、余計に場所を使うことになります。

今住んでいる家が広くて片付けておける場所が十分にあるという広さなら良いですが、そんな家に住んでいる人ばかりではありません。
限られたスペースの中で趣味を楽しむしかないという方の方が多いのではないでしょうか。

一人暮らしならば散らかっていても怒られることはないかもしれませんが、家族と同居している場合などは喧嘩になりかねません。

問題の解決方法は3つです。

1.新しく収納スペースを増やす(レンタルスペースなど)。
2.収集したグッズを取捨選択して減らす。
3.家族の同意も得ず、生活空間を問答無用で自分の趣味のスペースに充てていく。

お金がある場合は1の方法で解決できます。
ただ、お金も無い、場所もない、となると2か3の解決法方法になります。

3の解決方法は身勝手でわがままな強行手段です。
それを許してもらえるのなら良いですが、そうでない場合は軋轢が生まれます。

平和に解決したいのならば2番が一番よいでしょう。
それでは減らすためにはどうしていけばよいのでしょうか?

まずやるべきことはどんな収集グッズが溜まっているのか確認することから

過去数年、数十年にわたって集めてきたグッズたち。
いつどこで買ったのかも忘れてしまったという物も眠っているかもしれません。
また、数々の思い出のグッズを見ると当時のことが蘇ってくるかもしれませんね。

まずは何が片付けてあるのか?それを見ないことには始まりません。
押し入れや収納棚に所狭しと詰め込んでいるかもしれませんし、各種段ボール箱に詰めて仕舞ってあるのかもしれません。

みなさん思い思いの方法で片付けられていることでしょう。
一度に全部おこなうのは大変なので、例えば1箱づつとか、なるべく精神的にも肉体的にも疲労が溜まらないように少しづつ進めていきましょう。

残すか手放すかの判断基準は「今も好き」なのか「昔は好きだった」なのか

さて、まず手に取った箱の中に何が入っているか確認されましたでしょうか?
(もしくは片付けたい場所に何があるか確認されましたでしょうか?)

懐かしい物は出てきましたか?
こんなの買ったっけ?という物も出てきましたか?
これは大切だからここに仕舞ってある!という物でしたか?
もうこれは今は興味ないな、、、と感じてしまう物もありましたか?

そうです。
目で見て、手に取ってみて「感じたこと」が「要るか要らないか」の判断基準になります。
その感じた心の声に耳を傾けながらグッズ整理を進めていきます。

◇今も好きなものは大切に保管しておく

集めたグッズの中でも特に「これは手放したくない!」「一生大切にしていたい!』という強い思いに駆られるものがあるかと思います。
そういうものは人生の中で大切なものですので、手放してはいけません。
自分の心の拠り所になっていることもあります。
「手放してしまうことで心にポッカリと穴が空いてしまったような気持ちになった・・・」なんてことになるのは寂しすぎます。
わざわざ大切なものまで手放す必要はありませんので保管しておきましょう。

今も好きで絶対に手放したくないものは最優先で確保です。

◇昔好きだったものは手放していく

ここからが肝心です。
あれ?こんなの集めていたっけ?
昔好きだったけれど、もう今は全然興味無くなってしまったなぁ
そういった物、出てきませんでしたか?

もし出てきていたならそれは「手放すチャンス」です。
好きだったものが情熱を失い「持っていなくても大丈夫」になった瞬間です。

興味がなくなったものを長く持ち続けていても仕方がありません。
場所をとるだけですので「要らなくなったんだな」と納得しましょう。

中には「今まで愛着があった物だから捨てるにはちょっと気が引ける」という物もあるかもしれません。
どうしても捨てられない物は先もお伝えしましたが手放す必要はありませんので、もう少し持っていましょう。
また数年後に気持ちが変わっているかもしれません。

いくつか要らないものが出てきたとして、捨てるのもなんだか勿体無いですよね。
自分が興味がなくなっただけで、世の中にはそれを好きでいてくれる人がまだいるかもしれません。
だったらそういう方の手に渡る方が幸せです。
そして自分もお小遣い稼ぎができるかもしれません。

ありきたりな話にはなってしまいますが、せっかくですので「売り」に出してみましょう。

メルカリに出品してみる

フリマアプリで出品するといえばまずは「メルカリ」です。
フリマという単語よりも先に「メルカリ」という名称の方が先に出てくるくらい世間一般に浸透しました。

特にメルカリにこだわる必要もないですが、利用ユーザーが多い分たくさんの人の目につきやすいです。
利用者数が多い方がそれだけ売れる確率もあがるということです。

ただし、メルカリにもデメリットがあります。
一番は「安くないと売れない」です。
ユーザーが多い分、似たような商品もそれだけ多く出品されてきます。
価格の比較が容易にできますので、その中で安いものから売れていきます。
少し周りよりも高いだけで売れ残ります。
そのあたりも考慮しながら価格を設定する必要があります。

他のデメリットとしては「極端な値下げを持ちかけられることがある」「送料・手数料が高い」「出品の一連の工程がとてもめんどくさい」「多数の商品に埋もれていく」などがあります。
てまひまかけて出品しても利益が数百円にしかならないということもザラにあります。

手間を惜しまず楽しみながら気楽にやれる方が向いているかなという印象です。
私自身も出品は面倒臭いと感じてしまう方ですので、重い腰が上がった時にだけ出品するようにしています。

また、人気のある商品は多少高くてもすぐに売れることがありますし、思ったよりも高値で購入して頂けることもありますので、そのような物を持っている場合は有利です。

ネットオークションに出品してみる

こちらは昔からよくある方法です。
今でも根強いユーザーがいらっしゃいます。
私もメルカリを使い始める前はヤフオクをよく利用していました。

オークションの良いところは値段が釣り上がっていくところでしょう。
フリマだと「売れないと値下げ」の繰り返しになってしまいますが、オークションだと値段が上がってくれるので楽しいです。
ただ、興味を持ってもらえない商品だったり、最低価格をつけ間違えると入札件数0ということもありますので、匙加減が難しいところです。

こちらも出品する手間はかかりますので、自分で写真を撮影して説明文も書いて…ということが好きな方向きです。

買取専門店に持ち込んでみる

フリマやオークションに出品するのがめんどうでやってられない!という時はお住まいの地域にある買取専門店に持ち込んでみるのもありです。

一番の目的が「部屋の物を片付けること」「物を減らすこと」ならば、売って手に入る少しのお金は「おまけ」です。
正直「おまけ」程度の金額にしかなりません。
場合によっては買取不可ということもありますし、値段がつけられないので「引き取り」ということもあります。

あまり期待せずに持ち込むのが良いでしょう。
期待して持ち込むと「たったこれだけのお金にしかならないの?」と感じてしまいます。

持ち込む物のブランド的価値や品質・商品の状態によっても大きく金額が変わってきますが、余程のものでない限りは安いです。

ネットで一括で買い取ってくれる業者にまとめて送ってみる

フリマやオークションに出品するのもめんどくさい。
買取専門店に持ち込むのもめんどくさい。
そんな時はネットで完結できる方法を試してみてはどうででょうか?

買取業者によっては出張してきてくれたり、宅配買取もおこなっていたりします。
査定が期待通りならそのまま買い取ってもらって良いですし、思ったような金額にならなかったらもう一度送り返してもらうこともできます。

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例えばアニメや漫画が好きでフィギュアを集めて飾っていたとしましょう。
フィギュアの造形も一昔前と比べてもとても精巧で美しいものになっていて、芸術品の領域か?と思うほどのものも数多く存在していますよね。
コレクター魂に火がついて、これは欲しい!と思うと買ってしまうものです。

ですが、今まで部屋に飾ってあったフィギュアもあります。
次から次へと増えてしまうと片付けておく場所もなくなってしまいますので、手持ちのフィギュアを入れ替えるということもありえます。

そのような時に、買取業者に査定を依頼してみてはいかがでしょうか?

買い手がつかない物に関しては処分

しばらくの間フリマサイトやオークションサイトに出品していても、なかなか買い手がつかないことがあります。
下手をすると一年以上売れることのない物があります。
(私自身もメルカリに出品中の商品で一年以上買い手が付かないものが何点かあります。)

そのような時は価格を見直したり、写真を撮り直したり、説明文を変えたりなど、なにかと工夫はしてみるのですが、そもそも興味を持ってもらえないとか、人気がないとか、どうすることもできない理由のものもあります。

ずっと在庫として抱えているとなると、何のためにコレクションを整理したのかわかりません。
いつまで経っても部屋が片付かない状態です。
それではまずいので、順番としては

1.フリマやオークションに出品。
2.それがダメなら買取ショップへの持ち込みか、ネットで申し込み。
3.それでもダメなら処分。

という流れで試してみて、少しでも抱えている物が減らせれるようにしていきましょう。

また、出品も買取もなにもかもめんどくさいと思ってしまう場合は、不要になった物たちははじめから処分してしまっても良いです。

まとめ

趣味の内容にもよりますが、ずっと情熱を持ち続けて楽しめるものと、熱が冷めてしまって楽しめなくなってしまったものと、いろいろあると思います。

過去に趣味だった物で思い出が詰まっているものだとなかなか手放すことは難しいかもしれません。
ところが思いの外アッサリと手放すことができる物も中にはあります。

そういうものから少しづつ手放していって、新しい趣味のものを片付けておくスペースを増やしていくことができれば、快適な生活空間が維持できるのではないでしょうか?

本当に好きなものだけが身の回りに残っていくという瞬間もかけがえのないものですよ。

(尚、減らしたと思ったらそれ以上に買ってしまうのがオタクあるあるです)

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