ボロ屋の不用品処分

ボロ屋の不用品を処分したくなったらやるべき6つの行動手順。

片付け方6つのステップ

みなさん、こんにちは。
築50年のボロ屋に住んでいるトモカズです。

前回の記事は、「ボロ屋に不用品が溜まる理由」をテーマにしました。
それを受けて、今回の記事では「不用品を処分したくなったらやるべき行動手順」をまとめましたのでご参考にしていただければと思います。

「不用品を処分したいな」と感じているということは、今かなり物で溢れかえっている状況だと思います。
「でもどうやったらこの状態から脱出できるのか分からない」とか「何から始めていいか分からない」ということで動きがとまってしまう方もいらっしゃるのではないかと思います。
必要なものも不要なものも入り混じった状態で部屋がぐちゃぐちゃということが多いからです。

そんな「動きが止まってしまった」という方のために行動の指針となるような考え方を紹介します。
行動を細分化してしまえば、その繰り返しを行うことでやがて片付けが終わります。

手順1:家の中のどの部分に溜まった不用品を片付けたいのかリストアップする

片付けや整理が苦手な方は、部屋の一部分だけがごちゃごちゃしているということは少ないです。
どちらかというと全体的にどこを見渡してもごちゃごちゃしていることの方が多いです。
ですので、余計に片付けをするやる気が起きません。

そのような時は部屋を上から見下ろした状態でマス目状に区切り、その中でピックアップした箇所から重点的にやっていく方法があります。
マス目で区切る
今日はこの辺、次の日はこの辺、と徐々にマス目を攻略していくことで少しづつ片付けていく戦法です。
あくまでも行動の目安とする方法ですので、しっかりマス目に従う必要もありません。

もう1つはリストアップ戦法です。
重点的に片付けたい場所をリストアップして、そのリストに従って各所を片付けていきます。
例えば
・衣装ケースA
・衣装ケースB
・本棚
・机の引き出し
・テレビボード
・キッチンの戸棚A
・キッチンの戸棚B
など。
あくまでも例ですので大雑把に書きましたが、自分が片付けたいと思うところをピックアップして、気になるところを片付けていきます。
リストアップ

この2つの戦法で共通して言えることは「どこを片付ければいいのか」を視覚的に分かりやすくすることです。
そうすることで全体像の把握ができます。
慣れてくると書いたりしなくても、頭の中でやるべき場所を決めて行動できます。

手順2:簡単に手をつけられそうな場所から始める

手順1で「片付ける場所」を把握することができました。
手順2ではそれに従って片付ける場所を選びます。

どれだけ部屋が乱雑な状態になっているかのレベルにもよりますが、1日で片付け切ろうと思わない方がいいです。
初めから1日ではできないと思っておいてください。
なぜなら「あぁ、やっぱり1日では終わらなかった。私って片付けの才能ないんだ・・・」と自己嫌悪に陥るケースがあるからです。
そもそも片付ける箇所が多い場合は本当に1日では終わりません。
数日かけて片付けていきます。

また片付け始める場所も「簡単そうなところから」始めるのがいいです。
いきなり大変そうなところから始めてしまうと挫折する恐れがあります。
まずは「私でも片付けができた」と感じるために、リストアップしたなかで楽そうなあ場所から始めるのがベストです。
これで「どこから手をつけていいか分からない」という問題も解決できます。

小さな成功体験を積んだら、少しづつ片付けがめんどくさそうなポイントへ移っていきます。
この繰り返しで数日かけて片付けを行います。
もちろん毎日やる必要はありません。
1日置きとかでもいいです。
ですが間が空きすぎてしまうとせっかく溜まったやる気が消えてしまうこともありますので、自分にとって最適な間隔で進められると良いです。

手順3:手をつけたエリアに何があるのか一旦全部把握する

さて、その日に片付けるエリアが決まったらまずはその場所を一回見渡してみましょう。
ぼやっとしたイメージでいいので見た感じ何があるのかを把握します。

パッと目についた物で、すでに不用品があれば移動させておきましょう。
不用品だけ集めるコーナーを設けておくと良いです。
また、ゴミが紛れていたら処分しましょう。
不用品入れ

では、本日お片付けをする場所にあるものを一旦全部掻き出します。
手前にある物、奥に隠れていた物、積まれている物、懐かしい物。
いろいろ出てくることでしょう。
しかし思い出や懐かしさに浸っている暇などありませんので、一旦我慢してそこにあるものを出してみてください。

片付けをする中での重要なポイントとして

・そこに何が片付けられているのか思い出す(把握する)作業。
・時間(年数)が立ったことにより不要になった物を洗い出す作業。
・新しく買った物を収納するためのスペースを作り出す作業。

の3つがあります。
この3つが出来ることにより、生活のしやすさが改善されます。

仕舞ってある物で、重要でないものはかなりの確率で忘れ去られます。
ですので、数年に1回は物を出して仕舞うという作業は実は大事なのです。
そして何かのきっかけで必要になった時に「あ、あそこにあったはず!」という気づきが生まれやすくなります。

全部出している最中にも、仕分ける必要もないくらいに「不要だな」と感じるものと出会うことがあります。
そのような場合も、迷わず不用品コーナーへ移動させておきましょう。
(ゴミなら捨てましょう。)

手順4:そこにある物が把握できたら仕分けをする

今、目の前に一旦片付けられていたものが全て取り出されて並んでいる状態だと思います。
どうでしょうか?
思った以上にたくさん押し込められていたのではないでしょうか?
「中にこんなに入っていたの?」と驚きを隠せないはずです。

それが今までの生活の中で徐々に増えていった物たちの正体です。
かつての物たちがぎゅうぎゅうに押し込められていた結果、新しく買った物たちを片付ける場所が無かったのです。

ではここからいよいよ仕分け作業の開始です。

いつも使う物
たまに使う物
あまり使わない物
全然使わないけど要る物
全然使わないので要らない物

の5つのパターンに仕分けてください。

まず一番最後の「全然使わないので要らない物」は完全に不用品です。
不用品コーナーへ移動です。

次に「あまり使わない物」です。
あまり使わない物の中には不用品が紛れています。
こればかりは個人の趣味嗜好や感性によって判断されるものですので一概に言い切ることはできませんが、「あまり使わないし要らないな。」と感じるような物がありましたら、それが不用品です。
不用品コーナーへ移動させてしまいましょう。

ここまでで第一段階の仕分けが終わりました。
第一段階の仕分けは「要る物と要らない物」に分けるいわば選別作業でした。

次は第二段階の仕分けです。

第二段階の仕分けは種類ごとに分ける仕分けです。

イメージとしては、「夏服は夏服でまとめる、冬服は冬服でまとめる。」といったように、種類ごと、ジャンルごとの分類として仕分けていく作業です。
(※片付けてある物によっては分類が難しいことがあります。そのような場合はこの作業は飛ばしてしまってもかまいません。)

この後のステップで片付けていく時に、ジャンル分けが終わっている状態で片付けるととても認識しやすい片付け方ができます。
「どこに何があるのかパッとみてわかる状態」で片付けておくためにこの仕分けも大事なポイントです。

手順5:必要だと判断したものを元の場所に片付けていく

衣類を並べて仕舞う
これまでの手順で必要なもの、残しておきたい物だけを選別できたはずです。
次はこれらの物たちを仕舞っていく作業になります。

よく言われているように、あまり使わないものは奥の方へ。
よく使うものは手前になるように片付けていきます。
また、できれば仕分けした時にまとめた分類ごとに分かりやすく片付けていくのがコツです。
せっかく分類したのにまた離れ離れの場所に仕舞うということは避けたいものです。

もう1つのコツとしては「デッドスペース」がなるべく生まれないように工夫して片付けることです。
必要なら棚板を増やしてみてもいいですし、ケースを導入してみてもいいですね。
取り出しやすさを優先するのか、積みやすさを優先するのかでも変わってきますが、その場所にあった収納方法を選択してみてください。

テトリスのようなパズルゲーム感覚で楽しみながら収納していきましょう。
自分の力で綺麗に収納できると、とても心地よい達成感を味わうことができます。

手順6:不用品を処分する

断捨離
それでは最後に不用品となった物たちを処分していきましょう。
もう使えない物やリサイクルにも回せない物は、地域の決められた分類方法で「可燃ゴミ・不燃ゴミ・粗大ゴミ」などのように分類して処分しましょう。

捨てるには惜しい!まだ使えるのに!
という物たちは、知人・友人にあげたり、リサイクルショップへ持って行くなどしてリユースを心がけましょう。

お金になりそうならリサイクルショップへ持って行くよりも、メルカリなどのフリマサイトやネットオークションに出品してみるのも1つの手段です。
場合によっては思いがけない商品が売れることもあります。
ただ、いつまで経っても売れないという物も出てきますので、どこで見切りをつけるのかの判断は必要になってきます。
また、出品登録作業や発送作業は正直なところ「めんどくさい」です。
たかだか数百円の利益にしかならない物の場合、ものすごく億劫になります。
そのあたりも楽しんで出来る方がこういった媒体に向いているのかなと感じています。

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フリマやオークションに出品するのはめんどくさい。
リサイクルショップに持ち込むのもちょっと気が引ける。
だけど「不用品がたくさんあって、もしかすると売れるかもしれないし、捨てるのもったいないなー。」と、困ってみえる方は、「不用品買取業者」に依頼するということもできます。
ネットを使って申し込みができるので、手元に不用品がある方は一度サイトを見てみると良いかもしれません。

まとめ

片付けが苦手だと、どうしても後回しにしてしまいがちですし、一回後回しにしてしまうともうずっとやらないまま終わって行く・・・ということはよくあります。
ヘタをすると何年間もずっと片付けをすることなく物だけが増えて行くということも少なくありません。

どこかのタイミングで「よし!片付けをしよう!」と思うことが最初の一歩です。
その一歩が踏み出せたなら、今回ご紹介した6個の手順に従って片付けを進めていってみてください。
きっとお部屋が綺麗になるはずです。

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