みなさん、こんにちは。
築50年のボロ屋に住んでいるトモカズです。
最近ブログを書くようになって家の中の状態を気にするようになったのですが、思わぬ発見をしてしまいました。
それは2階の廊下をなんとなく眺めていた時に見つけました。
(ホコリが溜まっているから掃除しないとな〜という感じのなんとなくです)
床面が一部沈んでいるようです
こちらの写真をご覧ください。
これが我が家の2階の廊下の写真です。
遠目からですので、まだ少し分かりにくいと思いますのでもう少し近づいてみましょう。
もうお分かりでしょう!
なんと!廊下の床面と巾木(ハバキ)の間に隙間があるではありませんか!!
近くで写真を撮影してみると、かなり広い幅のように感じられました。
実際にどのくらいの隙間ができてしまっているのか計測してみました。
すると一番広いところで4mmのスキマが出来ていました。
この隙間が一体いつからあったのか、正直分かりません。
「気がついたら隙間ができていた!!」というのが実際のところです。
こういうところがボロ屋あるあるですよね。
普段まったく気にしていないのに、「あれ?ここってこんなにボロかったっけ?」と不意に気が付くというものです。
片側だけこの状態というわけもないだろうと考え、反対側も確認してみることにしました。
反対側はずっと物が置きっぱなしになっていて普段は確認することができません。
(冒頭の「ホコリを掃除したいな」というのはここの物を移動させて掃除したい、という意味でした)
物を移動させる前の写真がこちらです。
謎に鉄アレイが置いてあったり、父が屋根に上がる時に履く靴が置いてあったり、使わなくなったミシンが置いてあったり、棚の中に色々詰め込んであったり、奥には昭和を感じる掃除機が置いてあったり(カバーはしてある)と、物置になっています。
もう何年もずっとこの状態です。
一回もっと酷い時期があったので私が手を入れて減らしました。
(これでもまだダメなのですが、両親の部屋を片付けないことには移動させられないのです。)
肝心の廊下のチェックですが、移動させてみたらこのような感じでした。
案の定、ホコリだらけでした。
この際ですのでホコリを取って拭き掃除までしておきました。
床が綺麗になってホッとしました。
そしてこちら側もスキマが出来ていました。
両サイドに対して隙間ができているということは全体的に少したわんだ感じで床面が沈んでいるのかなという印象です。
なぜこうなってしまったのでしょうか?
まず1つ目に考えられることは、この廊下の途中からとその先1部屋は増築された部分だということです。
この写真の廊下の途中で床板に継ぎ目があることがわかりますでしょうか?
この部分から奥が増築された部分です。
増築された部分って「弱い」と言われることありませんか?
増築を依頼した業者さんによっても違いができるでしょうし、その時入手できる材料にもよるかもしれません。
なんにせよ最初になかった計画ですので、増築部分は歪(いびつ)になることもあるでしょう。
そういった理由から今回の廊下の部分も「弱さ」がでたのかもしれません。
2つ目に考えられることは経年劣化です。
増築してから最低でも40年以上は経過しています。
(私が生まれる前に増築済でしたので)
そうなってくると部材の痛みも生まれてきていることでしょう。
それに加えて廊下にずっと物が置いてあることも問題です。
常に荷重がかかりっぱなしになっていますので、何十年もかけて少しずつたわんできたのかもしれません。
リフォームしないといけないほど酷いの?
今のところではありますが、リフォームをしなければならないほど傷んでいるという雰囲気はありません。
あくまでも素人判断なのですが、床自体はしっかりとしています。
もちろん多少の軋み音はありますが、許容範囲なのかなという気がしています。
「床がふわふわする」だとか「床がふかふか」ということはありませんし、歩いている感じでは脆さは覚えません。
もしここで「床がふわふわする」とか「異常なくらいギシギシと軋む」というのであればリフォーム業社のチェックが必要でしょうが、まだ大丈夫だろうと判断しました。
お金があればチェックしてもらうのも良いかもしれませんが、正直あちこちヤバいところはあるので、追加で色々と提案されていくうちに4桁万円行ってしまいそうで怖いです。
そんなお金ありません。
現段階でお金をかけずにできること
現段階でお金をかけずにできることといえば、この隙間を埋めることだけです。
隙間を放置しておいても問題はないのかもしれませんが、もしかするとここもムカデの通り道や逃げ込む場所になってしまいかねません。
毎年のようにムカデが出現するので少しでも危険ポイントは減らしておきたいです。
そこで、この隙間は木工用ボンドを流し込んで塞ぐことにしました。
実際に作業しているところです。
木工用ボンドを一定のスピードを維持しながら流し込んでいきます。
途中途中加減をミスして玉ができてしまったりしますが、最終的に指先で均して綺麗にします。
このような感じで均(なら)します。
大きくはみ出てしまったところはティッシュなどを使い拭き取ります。
そうして、両サイドの隙間を埋めることに成功しました。
まとめ
今回の廊下の隙間の件に関しては、とりあえずムカデ対策として隙間を埋めるという作業だけに留まりました。
もし床がふわふわしていたり、沈み込みが激しいようでしたら木が腐っていたりシロアリにやられてしまっていることも考えられますので、専門の業者さんにみてもらった方が良いでしょう。