みなさん、こんにちは。
築50年のボロ屋に住んでいるトモカズです。
私が今住んでいるボロ屋ですが、何も最初からボロ屋だった訳ではありません。
私が子供の頃、つまり30数年前はそれなりに普通の家でした。
時代相応とも言うべきでしょうか。
それが気が付いたら虫はよく出るようになり、床はべこべこに凹むところも出てきて、物はあちこちに散乱し・・・など、なかなかのボロさが目立つようになりました。
参考になるかは分かりませんが、我が屋がボロ屋になるまでの変遷を辿ってみたいと思います。
我が家がボロ屋になるまでの変遷
我が家が新築だったのは、まだ私が生まれる前の話です。
その時に南側に縁側が増築され、2階の部屋も1部屋増築されました。
大小の和室が計6部屋(4.5畳×2、6畳×3、8畳×1)とダイニングキッチン、風呂トイレ付きという感じです。
家の外観も内装も「当時の普通」でした。
築後10年ほど経った頃が私が生まれた時期です。
幼少期はとても快適に過ごしていた記憶があります。
家も片付けが行き届いていましたし、普通に綺麗な家でした。
変化が現れ始めたのは築20年ほど経過したくらいからでしょうか。
ネズミが出始めました。屋根裏でネズミの運動会も始まります。
土壁に穴が開けられたりもしましたので、父が修復作業をしていたのを覚えています。
また、この頃に下水道が整備され、トイレがぼっとん便所から水洗トイレ(洋式)へと変わりました。
バキュームカーが来ていた頃が懐かしいです。
また、台所に備え付けられていた昭和のガス給湯器も、このころにボイラー式(お風呂の湯沸かし器と供用)の新しいものに取り替えました。
築30年も過ぎてくると何かしら壊れ始めてきます。
お風呂の湯船が古くなったので取り替えました。
土壁の表面の土も落ちやすくなってくるので、コンパネやベニヤで覆うなどして一部隠してしまっています。
それ以降は、気が付いたら「あれ?いつの間にか・・・」ということが増えます。
特に水回りでの床のふわふわ感(べこべこ感)はその最たるもので、ちょっとやばいです。
修繕費がなくて直せていませんが、とりあえず板を上に引いてやり過ごしています。
冬以外は虫もよく出現します。
ゴキブリは例年のように出ますし、ヤスデが大量発生した年もありますし、近年ではムカデがここぞとばかりに出現します。
トタン屋根のペンキの塗り替えは数年ごとに行わなければいけません。
玄関の剥がれたタイルは修復するのがめんどくさいのでそのまま放置していますし、お風呂のタイルの剥がれた箇所は頑張って修復しました。
畳も一度も取り替えていないので、表面がもせてボロボロです。
絨毯などで隠しています。
そして長い年月暮らしてきたせいなのと、整理整頓が苦手な両親のおかげで、物が増え続け生活空間を圧迫しています。
物が多いということは、それだけ掃除をしにくい箇所が増えるということですので、至る所にホコリだまりができています。
毎日同じところは掃除しているので、そこだけ綺麗ですが、他はごちゃごちゃしています。
人が暮らせる程度の状態ではありますが、これは「ボロ屋」と言っても過言ではないでしょう。
おうちのメンテナンスをすることの重要性
どんな物にでも経年劣化は必ずあります。
それは家も例外ではありません。
おうちのメンテナンスをすることは、家を長持ちさせるためにとても大切です。
一度悪くなってしまった箇所があると、そこから広がっていってしまって修復することが大変になったり難しくなることがあります。
例えば外壁や屋根の塗装落ちや、シーリング剥がれは雨漏りの原因となりますので、早期発見と早期修復が求められます。
また備え付けの設備も耐用年数が過ぎてしまうと故障しやすくなりますし、時代的にも古い設備になっていきますので使いにくさを感じることも増えてくることでしょう。
もしもおうちのメンテナンスをしなかったとしたら・・・
もしおうちのメンテナンスをしなかったとしたらどうなるでしょうか?
結果的に、その家に住んでいられる期間が短くなってしまいます。
もしくは事態が悪化してしまい修繕費が高くつくという事態になるかもしれません。
快適に過ごせる生活スペースが脅かされ、ストレスを抱くことになります。
家は生活の基盤になってくる場所ですので、その場所が快適に過ごせないということは気持ちの面においてもマイナスに作用してしまいます。
まとめ
今回の記事では、我が家がボロ屋になっていくまでの移り変わりを例に挙げて、同じ家に長く住むためにはメンテナンスは大切ですよというお話しをさせて頂きました。
我が家も「ボロ屋」と言っている通りメンテナンスがしっかり行われていない方の事例です。
かといって全然していない訳ではなく、手の届く範囲で(自分でできる範囲で)家のメンテナンスを行なっています。
たかだか知れている程度かもしれませんが、それでもしないよりはずっとマシだと考えます。
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みなさまも、もしご自宅に気になる箇所がありましたら、一度チェックだけでもしておいた方が今後のために安心かと思います。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。