実践シリーズ

【実践!】夏に雑草でジャングルになる裏庭に防草シートを敷いてみた!

雑草生い茂るジャングルに防草シートを敷いてみた

みなさん、こんにちは。
築50年のボロ屋に住んでいるトモカズです。
今回の記事は、「防草シートを敷いてみた」です。

みなさんのご自宅はお庭を綺麗にされてみえますでしょうか?
我が家の庭はとても酷いことになっています。
「庭」というよりも「裏庭」が正しいのですが、父がどこからともなく回収してきた物品がゴロゴロと置かれ雨ざらしで放置されています。
かろうじて歩く部分の通路は確保されているのですが、夏になると両脇からは雑草が生い茂り、獣道のような感じになってしまいます。

特に酷いのは物置の裏です。
生い茂る雑草
この写真は夏場に撮影したものですが、このスペースは逆に使っておらず立ち入ることもないので草が伸び放題になってしまいます。
雑草が鬱蒼と生い茂るジャングル・・・。
蛇やムカデが生息していそうですよね。

ここに防草シートを敷きたい
こちらの写真は秋くらいに撮影したものです。
草刈りをしてからしばらく経った後なので、若干きれいです。
一応年に何度かは草刈りをしていますが、その作業が億劫です。
夏場の草刈りは虫に刺されながらになりますし、雑草の生命力は強くてすぐに成長してしまうのでキリがありません。
毎年の悩みのタネになっています。

私が草刈りをすることもありますし、両親の手が空いている方がやることもありますが、親も高齢ですし私自身もいつもやることは難しいですので、少しでも煩わしさを減らしたいなということで、今回「防草シート」を敷いてみようということになりました。

防草シートを敷く前に

防草シートを敷く前にやっておきたいのは
草刈り(草取り)
整地(可能ならば)
です。

やはり地面を綺麗な状態にしておいてから敷きたいですよね?
作業時期としても草の育成の激しい夏場よりも、草の生えてこない冬に作業した方が仕事がしやすいです。
ですので私も冬に作業をしようと決めてタイミングを見ていました。

草取りします
こちらが草取り前の写真です。
冬に入る直前にも少し草を刈っていたので、それほど酷い状態にはなっていませんが、防草シートを敷くにはまだまだ荒れた状態ですので、ここから綺麗にしていきます。

生えている草、残っている草は全て綺麗に取り除いて、転がっている石ころもある程度除去して綺麗にしておきます。
尖っている石などがあるとシートが破れてしまうきっかけにもなりますので、転がっている石にも気を配った方が良いでしょう。

可能であれば地面も平坦に綺麗に均すと良いですが、時間の都合などもあると思いますし、疲れない程度にやれる範囲で行えば良いと思います。

 

草取り完了
こちらが草取り後の写真です。
表面にある草は全て取り除きました。

ゴツゴツしていた石ころも除去しました。
地面の若干の凸凹感はありますが、割と平坦でしたので整地の作業は割愛しました。

 

 

草取り完了
邪魔になりそうなものも移動させておき、防草シートを敷きやすい様に準備します。

片付けていたら、錆びて朽ちた鉄製のバケツが出てきたり、ボロボロになった木材も出てきたので合わせて処分しました。

こういうところがボロ屋の怖いところです。
一歩間違うとゴミ屋敷です。

 

防草シートを敷く下準備が済んだら実際に敷いていきましょう

今回使用するのはこちらの
アレンザ 高密度防草シート 幅1m×長さ10m」です。
今回購入した防草シート
ホームセンターで購入してきました。
防草シートにも素材の種類や大きさの種類がありますが、今回は試しに使ってみたいということから手軽に購入できるものを選びました。
購入当時(2022年10月)の金額は約2,100円(税込)です。
購入したのはこれだけです。

使用する防草シート
取り出してみると、厚手のレジャーシートのような感じです。
多少ゴワつく感じがあります。
また、耐用年数5年とありましたが、あくまでも目安なので、この材質だともう少し早いかもしれないな・・・と感じている部分は正直あります。
ただ、実際に使ってみないとなんとも言えないのでお試しです。

今回敷きたい場所に対しては長さ的には十分なサイズのものを購入したので、どういった使用感になるのかも気になるところです。

 

防草シート位置合わせ
それでは実際に敷きたい場所に置いてみて、サイズ感を見ていきましょう。

左の写真が軽く置いてみた時のものです。
横幅としてはピッタリでした。
敷きたい部分をしっかりガードできそうです。

向かって右側は物置の壁に対して少し折って立ち上がりを作る予定です。

 

防草シート 引き延ばし
幅のサイズに問題がないということが分かりましたので、そのまま引き延ばしていきます。

防草シートのシートの表裏がどちらなのか、この時正直知りませんでした。
実際のところ、どちらが表でどちがら裏でも問題はないようです。ただ、ロールの内側を表とした方が、引き延ばしていく時の作業はしやすいです。(転がして伸ばしていけるので)
私はロールの外側が表なのかな?と思い、少しめんどくさい伸ばし方をしました。

防草シート 2重にできそう
そのまま敷きたいスペースの端まで引き延ばしていったら長さ的にも十分でしたので、余った部分は置いておいて、置いてあったものを元の場所に少し戻しました。

そこで1つ気がつきました。
「余ったシートってどのくらい残っているの?」と。
折り返して伸ばしてみると、ほぼシートを2重にできるくらい余っていました。

 

「2重にした方がよくない?」と考え(厚みが増して日光をより遮ることができるため)、もう一度物を移動させて防草シートを2重にして敷き直しました。

防草シート 施工完了
こちらが敷き直した状態になります。
物も再度置き直して、防草シートも飛ばない様に周囲を石で押さえています。
本来正しい施工をするなら抑えは石ではなく、専用のピンなどを使い留めるのでしょうが、経費削減のため石で留めるだけにしておきました。
多少見栄えは悪いですが、重ための大きな石を置いておけば風で飛ばされることはないでしょう。
景観が気になればまた考えますが、それほどこの場所には足を踏み入れないのでこれで問題ないと考えました。

 

ここは残す
また、今回防草シートで覆わなかった部分があります。

写真の中に赤で示した範囲です。
花壇にするか、生ごみを堆肥にするための穴を掘るスペースにするか活用方法を選考中です。

生ごみで堆肥を作るための穴スペースとして活用することになりました。

アレンザ 高密度防草シートを使用する上での注意点

今回使用した「アレンザ 高密度防草シート」ですが、施工する時に注意してほしいことがあります。
まずはこちらの写真をご覧ください。

2023年07月のことです。
畑で部分的に防草したいなと思った場所に使おうと考えホームセンターで同じものを購入して使用しました。
10mも要らなかったのでカットして使うことになったのですが、ハサミで切った切り口がほつれます。
この防草シートは織って作られているため、切り口がどうしてもほつれてくるようです。

対策として、5cmくらい内側に折り込んで隠しましたが、切って長さを調整して使う時にはご注意ください。

まとめ

防草シート施工完了
防草シートを敷くことに関してほとんど知識のない素人の私でしたが、なんとなくでも敷くことができました。

もう少し突き詰めていくと、「長持ちさせるにはもっとこういう素材を使った方がいい」とか、「施工後には人工芝を敷いた方がいい」とかあるようですが、そこまで考えるとお金もかかってきますし知識も必要になってきます。

まずは「ほとんど知識のない素人でも、手早く簡単に防草シートを敷けるのか」ということと「安くできるのか」ということが目的でしたので、十分な結果が得られたのではないでしょうか。
これで雑草が防げるのでしたら、「てまひまかけたくない」なんて時でも簡単に済ませてしまえるのでお得です。


上の写真は2023.5月の様子です。
防草シートを施工して5ヶ月ほど経過したところです。
例年なら雑草も伸び始めて全体が緑に覆われ歩く場所がなくなっているところなのですが、今年は防草シートを敷いたおかげで、歩行が可能な状態を保てています。
ただ、施工時に整地作業を端折ったのでシートがやや波打っています。
今後の作業案件ですね。

※「しっかりと知識を得てから、自分の家に合った施工がしたい」という方のために初心者向け防草シートの施工の方法としてまとめてみましたので、あわせてこちらの記事も読んでいただけますと幸いです。

防草シート紹介

施工が終わってからになってしまいましたがAmazonでこの様な商品を見つけました。
次回購入の検討材料にしたいと思います。

長さも十分ありますし、広い範囲に敷きたい場合に有効だなと感じています。
長さの割に価格も1万円以内とお手頃感もありますので、次に買うことがあればこういうのがいいなと思いました。

ちなみに今回私が使用したサイズと同じものですと

こちらになります。価格もほぼ同じですし固定ピンが20本付いているので、Amazonで買えば良かったなと思いました。

こちらも気になっているので候補に加えてみます。

タイトルとURLをコピーしました