ボロ屋の掃除・整理整頓

たまには冷蔵庫の中も整理しよう!正味期限切れのデパートになっていませんか?

冷蔵庫の中の整理

みなさん、こんにちは。
築50年のボロ屋に住んでいるトモカズです。
今回の記事は、「冷蔵庫の中の整理について」です。

どのご家庭にも必ず1台はあるはずの冷蔵庫。
保存したいものが多い方は2台とか3台とかお持ちの方もいるのでは?と思います。
はたまた冷凍専用で1台持っているなんていう話も聞きます。

そんな生活必需品である冷蔵庫ですが、“中に入っている物”はしっかりと把握されていますか?
いつも手に取るもの、よく見える場所、頻繁に出し入れする場所のものはよく覚えていますし、分かっていると思います。

ですが、ちょっと目の付かない場所に入り込んでしまっている調味料や、棚の奥の方に行ってしまっているタッパー、野菜室で埋もれてしまっているかつて新鮮だった何か。。。
フタを開けるのが怖いなと感じてしまうものが見つかることもありますよね?

というわけで、今回は冷蔵庫にスポットを当てて語っていきたいと思います。

なぜか「冷蔵庫を整理する」という行動が生活から抜け落ちてしまう。その理由は?

冷蔵庫ってなぜだか分からないですが、「整理や掃除をしなくても大丈夫」みたいな感覚を持っていませんか?
特別「整理しなきゃ!掃除をしなきゃ!」という気持ちになるでしょうか?

そうです、なぜだか冷蔵庫の中は整理したり掃除をしなければいけないという気持ちが湧きません。
それは一体なぜなのでしょうか?

使い続けているものだからこそ、整理するという行動が抜け落ちる

たくさん詰まった冷蔵庫の中
冷蔵庫は毎日いつでもそこにあります。
それはもうなくてはならない存在で、あまりにも身近すぎるところにいます。

常に稼働してくれていて、「ある」ことが普通になってしまっているので、手入れをするということが疎かになってしまうのではないでしょうか。

問題なく冷やし続けてくれていて、欲しい時にすぐに取り出せて、仕舞たいときに仕舞える。
それが何不自由なくできていれば、私たちにとって不都合なことはなにもないのです。
その3点以外に位置する「整理」や「掃除」は私たちの意識の外にあるのではないでしょうか。

冷蔵庫に限らず整理整頓が苦手でやる気が起きない

日々の暮らしの中で、整理整頓が苦手だという方ももちろんみえると思います。
私の両親もそれにあたります。
そういった方の場合は冷蔵庫に限らず、あらゆる場面で整理整頓ができないので、そもそもやる気にならないということが考えられます。
どうしてもやらなければならないという状況になるまで、そのままにされてしまうことが多いです。

冷蔵庫の中を整理しなければならない場所だという認識がない。習慣がない。

こちらは育ってきた環境に起因します。
冷蔵庫の中は整理や掃除しなければいけない場所だということ。
そいういう価値観がない環境で育ち、大人になることで、ずっとその生活感が残ったままの生き方になります。

もし子供の頃に親が冷蔵庫の中を整理したり掃除をしていたりという姿を見ていれば、「あぁ、冷蔵庫って整理や掃除をしなければならない場所なんだな。」と少なからず脳裏に焼き付くものですよね?
親がどこをどういうふうに掃除をしたり片付けをしたりというのは、子供も無意識的に結構みたりしているものです。
そういう姿を見ていなかった場合、観察学習ができていません

つまり冷蔵庫の中を整理したり掃除したりする習慣が身につかないというわけです。

「買ったもの=食べて消費されるもの」という認識からいつか消えてなくなると勘違いしている

冷蔵庫は当然ですが、食品を保存しておく場所です。
食品ですので、食べることで消費されて無くなっていきます。
無くなるということは空になるということです。

そうです。
「買ったものは食べて消費されてなくなるものだから、冷蔵庫の中も常に入れ替わっていて特に整理や掃除なんてしなくてもいい。」
という考えになっている場合です。

確かに食品は消費されていくものですので無くなります。
無くなったら買い出しに出かけて、新しい食品を買ってきてまたしばらく保存します。

その繰り返して生活しています。

ですが、冷蔵庫の中には「あれ?こんなの買ってたっけ?」「これいつのだっけ?」というものが実は隠れています。
特に買い溜め癖のある方や、タッパーに作り置きしている場合や、調味料を色々と買う場合です。
眠っているストックほど怖いものはないです。

既に庫内がごちゃごちゃすぎて、どうしていいのか分からない

すでに冷蔵庫の中がごちゃごちゃになってしまっていて、どう整理していいのか分からないので見て見ぬふりをしてやり過ごしている状態です。
買ってきたものは手前に詰め込む形でやりすごしていますが、あまりたくさん買いすぎると入り切らないので注意が必要です。
どうにかしなければと思うのだけれども、どう整理していいのか分からない、そしてめんどくさいと感じてしまい整理や掃除を先送りにしているパターンです。

せめて1年に1回くらいは冷蔵庫を綺麗にしたほうがいい。
(できれば半年に一回)

みなさん知っていましたか?
冷蔵庫の中の掃除って1週間に1回くらいすることがベストなんですって!?

私は知りませんでした。

なぜそんなに頻繁に掃除をしなければならないのでしょうか?
それは、冷蔵庫の中を清潔に保っておかないと雑菌やカビが繁殖し悪臭が発生することもあるからです。
雑菌・カビ・悪臭は保存している食品にも影響を与えかねません。
そういうことを防ぐために週に1回の頻度がベストだというお話です。

ですがそんなに頻繁に掃除できますか??
よほど時間に余裕があるとか、綺麗好きでない限り毎週のように冷蔵庫の掃除をするなんて難しいのではないでしょうか?
忙しい毎日を過ごす中で、さらにもう一つタスクが増えるなんて!!
とても対応しきれませんよね。

実際、私の家ではそもそも冷蔵庫の掃除を日常的にはしていません。
何かこぼれているな、こぼしてしまったな、特別汚れているな、という時だけ拭き掃除をする程度です。
これまで、何年もそのような感じですが、異臭を放つことはありませんでした。
私の母親が冷蔵庫の中をルーティンとして掃除をしないので、私自身も「冷蔵庫は掃除をしなくてもいい」という認識になっています。
※生鮮食品や作り置きで腐らせてしまったものは、見つけ次第すぐに捨てています。

私の家の話は少々極端な例なので参考には出来ませんが、汚れを取り除いて衛生的に綺麗に保つことは大切だということは理解できます。
ただ、「めんどくさい」「時間がない」が付きまとってしまうのです。

冷蔵庫の中の整理
そこで、せめて1年に1回くらいは冷蔵庫の庫内の掃除をすることをオススメします。
毎週のようにはできなくても、年に1回くらいなら出来るのではないでしょうか?
可能ならば半年に1回できると尚よさそうです。
もし冷蔵庫の中が臭う感じでしたら、その時はもう掃除のタイミングです。

掃除をすることで冷蔵庫の中に何が入っているのか確認することができます。
賞味期限切れの調味料や、食べることのできなくなってしまった食材も出てくるかもしれません。
そういったものを処分することもできます。
今まで不要だったものが入っていてパンパンだった冷蔵庫も、スッキリとして清潔に使えるはずです。

冷蔵庫の整理・掃除の方法

冷蔵庫の整理や掃除をしたことがない人たちにとって、冷蔵庫の掃除は未知の世界です。
ですので今回は「こんな感じに進めるといいよ」という大まかな流れをご紹介しようかと思います。

①冷蔵庫の電源について

冷蔵庫内の整理や掃除をする上で、電源をOFFにして作業するのかONのまま作業するのかをまずは考えなければなりません。
短時間でササっと終わらせる見込みの場合(今日は棚1段しか作業しない!とか)でしたら、わざわざOFFにする必要もありませんが、長時間冷蔵庫を開けっぱなしにしてじっくりと作業をするという場合は一度冷蔵庫の電源をOFFにしておきましょう。(開けっぱなしにすると電気代が掛かります。)
その際は食材をクーラーボックスなどへ移し替えることになりますので、準備が必要です。

②冷蔵庫の中に入っている食材の整理

冷蔵庫の中の掃除をする前に、まずは今入っている食材を取り出して整理をしましょう。
食材の整理をするタイミングとしては、買い出し前の「これ以上減らない」という状態の時が望ましいです。
取り出す物が少なくて楽だからです。

整理はどこから手を付けても良いのですが、
冷蔵庫のポケット、棚、チルド、そして野菜室、冷凍庫、のような流れで良いかと思います。
冷蔵庫の上から下に降りていく感じです。
メーカーによって位置が違いますので、お使いの冷蔵庫の上から下へ〜の順番で構いません。

また、一度に全てを出してしまうのは大変なので、「まずはポケットから」次は「棚の一番上」とか少しづつ区切って整理していくと良いです。
そしてその区切りごとに「賞味期限切れ・消費期限切れ」などの古い食材や「もう使わない食材や調味料」など、要らないものを処分していきましょう。
取捨選択が終わったら、要るものだけをクーラーボックスに移動させます。

冷蔵庫の電源を入れたまま整理・掃除をする場合は、この区切りごとに整理&拭き掃除をしていきます。
ただ、拭き掃除にじっくりと時間を掛けすぎると中の冷気が抜け切ってしまうので、手早く行う必要があります。

③冷蔵庫の中の掃除

冷蔵庫の中の掃除方法を一度検索して調べてみると「パーツを取り外して中性洗剤で洗う」とか「重曹を使って布巾で汚れを拭き取っていく」など出てきますが、既にそれすらもめんどくさく感じませんか?
準備しなければならないものがあったり、動作が増えるだけで「あー、なんかちょっとやりたくない」という気分になってしまいますよね?

私はもっと簡単でいいと思っています。
求めているのが掃除業者がやってくれるようなキレイでピカピカの状態がいい!というなら話は別ですが、個人的にやるのですからある程度綺麗に出来れば良いという考えです。

だったら簡単に済ませてしまいましょう!

ということで使うのはこれです。

これで汚れを拭き取ってしまえば良いのです。
除菌効果も付いていますので、汚れも取れて除菌もできて言うことありません。
めんどくさい準備もする必要がありません。

④合わせて掃除をしておきたい製氷器

冷蔵庫の中が綺麗になったら、合わせて掃除をしておきたいのが製氷器です。
まずは水を入れておく給水タンクと浄水フィルターです。
浄水フィルターは軽く水で洗い流す程度にしましょう。
フィルターをあまり力強く洗ってしまうと劣化させてしまいます。
フィルター以外も水洗いで大丈夫です。
水垢が付いているようでしたら、柔らかいスポンジを使って落としてあげましょう。

夏は頻繁に氷を作ると思いますので、給水のついでにタンクやフィルターを洗うことができます。
習慣化してしまうと楽ですよ。

次は氷が落ちてくるトレイ(製氷皿)です。
取り外せるタイプの場合はこちらも水洗い、使ってもスポンジ程度です。
取り外せない場合はウエットシートで拭き掃除をしてください。

⑤余裕があれば冷蔵庫の天面や冷蔵庫の下も

冷蔵庫が台所に置いてあるという特性上、冷蔵庫の天面にはベタっとした油汚れやホコリが溜まっていることがあります。
高いところですので、脚立や椅子を使うなどして、綺麗に掃除しましょう。
また、冷蔵庫の下もホコリが溜まりやすい場所です。
可能な範囲で掃除道具を使ってホコリを取り除きましょう。

電源プラグもホコリが溜まっているとトラッキング現象(ショートして発火)が起こる可能性が高まってしまいますので、ホコリが付いていたら取り除いてください。

⑥最後に冷蔵庫に食材を戻す

一通り掃除が終わったら、クーラーボックスに入れていた食材を元の場所に戻していってください。
これで冷蔵庫の整理・掃除の完了です。

我が家の冷蔵庫、実際に整理してみたら20年も昔の調味料が出てきました

ただブログを書いているだけでは少々面白さに欠けますので、実際に整理をしてみました。
すると、我が家の冷蔵庫からもこのような調味料が出てきました。

賞味期限が2004年1月22日付になっている調味料です。
賞味期限切れの調味料01
今が2023年4月ですので、約20年前の代物です。
20年も無意味に冷蔵庫に入り続けていたという恐ろしい調味料です。

お次はこちら。
賞味期限切れの調味料02
賞味期限が2003年8月2日付になっている調味料です。
こちらも20年前の調味料です。
ほぼ同じくらいの時期に使っていたのでしょうか。
まだ私がハタチだった頃・・・・・。
恐ろしいです。

お次はこちら。
賞味期限切れの調味料03
こちらは比較的新しいものとなっています。
賞味期限が2010年9月1日付になっている調味料です。
といっても今から約13年も前のものです。

最後はこちら。
賞味期限切れの調味料04
片方は2010年、もう片方は2017年です。
2017年、つい最近だったような気もしますが、もう6年も前なのですね。

と、調味料だけで危険なものがこれだけ眠っていました。
後はお寿司などについてくる小さいワサビや醤油。
余ったものはとりあえず冷蔵庫に入れて取っておけば後で使える、となる予定が使わずにずっと眠っているパターンのそれです。
いつのものなのか判別できませんでしたので捨てました。

数年前に冷蔵庫自体を買い替えていますが、その時に整理しなかったということが露骨に判明しました。
きっとそっくりそのまま入れ替えただけなのでしょう。

まとめ

今回は冷蔵庫の中の整理や掃除についてお話しさせていただきました。
実際に自分自身で整理してみると「うわっ、これいつの・・・?」と思えるようなものまで出てくることが少なくないはずです。
もしかするとフタを開けるを異臭を放つものも出てくるかもしれません。

そのようなものに巡り会わないためにも、できる限り冷蔵庫をチェックして清潔に保つようにしましょう。
まずは簡単なところからでいいので、気楽に取り組んでみてください。

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